実家を救ったのはアイデアとキャッシング

実家の飲食店を救ったのはみんなのアイデアとキャッシングだった

香川県在住 R.Hさん(36歳)
私の実家は飲食店をしています。しがない飲食店で、あまりガツガツしているところもなく、儲かっているというわけではないんですが何とか生活できているというレベルでした。しかしここ数年は全然売上が上がらなくて、その割には固定費はかかるという状況でした。

固定費も自分たちの給料ですから、それを減らしていけばなんとかなるのですが、そうすると自分たちの生活がままならなくなります。生活のために自営業をしているのに、自営業のせいで生活ができなくなるとなれば本末転倒でしょう。

だから私たち家族はちょっと困って考えました。どうしたらこの事業がうまくいくんだろうと考えたのです。ここまでみんなが一つの飲食店について、どうやったらたくさんのお客様が来てくれるだろうと考えたのは初めてのことかもしれません。

結果的にそのおかげで今まで以上に販売促進であるとか、面白いアイデアが出たと思います。ちょっと古いお店ですが、その中でもできることから初めて行ったので、そこから少しずつ人が増えてきたように思います。ありがたいことです。

そしてお客さんが増えてくるのは施策を打ってすぐというわけではないので、そのタイムラグの間はキャッシングでお金を借りました。今までもキャッシングを使っていたということもあって、かなり金利は優遇してもらったみたいです。

ただ、私たちはその前に銀行に行ってお金を受け取ろうと思ったのですが、銀行では貸してもらえなかったのです。事業用にお金が必要と思っていたのですが、それが難しいということだったのでキャッシングの方に回ったわけです。こういう時に銀行は本当に役に立ちません。金利を考えると銀行のほうがいいんですけどね…

でも徐々にお客さんも伸びてきて両親も私達も忙しい状態が続いているので、多分今後もいい具合に伸びていくんじゃないかなと思います。これに慢心していると、また他のところのほうが優れたアイデアを出してくることがあるので、改善は必要でしょう。

みんなで色々考えるといういい機会だったので、今後もこういう改善を続けていって自営業を守って行きたいなと思います。