未成年は融資を受けることが出来ないの？受けるにはどうしたら良い？
『あっ！今月ちょっとピンチだなぁ』とか、『ちょっと高いけど、車ほしいなぁ』のように思ったことはありませんか？皆さん、一度くらいはこんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。そして、この思いは大人だけのものではありません。未成年や二十歳を過ぎた学生さんでも同じ様な思いを抱いています。
こんな風に思った時、皆さんならどうするでしょうか？真っ先に思いつくのは、キャッシングをしたり、ローンを組んだりと言ったように、何らかの融資を受けてピンチを凌いだり、欲しかった車を手に入れたりと言った方法を取ることが頭に浮かびますよね。しかし、未成年や学生さん達はどうなのでしょう。普通に考えると、未成年や学生さんが融資を受けるのは難しいような気がしますが・・・。
日本の法律では、未成年は契約関係を結ぶことが出来ないと規定されています。もしも、契約を結んでしまったとしても、保護者である親などが、その契約を解除、無効とすることが出来ることになっているのです。これは、民法に定められているので、さすがにこれを覆すことは出来ません。未成年が融資を受けるのは基本的に不可能だと言うことです。
ただし、一つだけ例外があります。結婚している場合です。この場合は、成人と見なされるので、契約することは可能です。が、契約を受けいれるかどうかは消費者金融や信販会社や銀行等の融資をする側の判断なので、審査に受かるかどうかは分かりませんが、申し込みを拒否されることはありません。試してみる価値ありですよ。
しかし、どうしても、融資が受けたいのであれば、未成年者が融資を受ける方法は無いので、やはり、親に頼むのが一番でしょう。親の名義で融資を受けて、親に毎月返済する、この方法しかありません。勇気を出して両親に相談してみて下さい。
２０歳を過ぎて未成年ではないけど、学生の場合はどうでしょう。こちらの場合は、大丈夫、融資してもらえます。アルバイト等で定期的な収入があれば、“学生ローン”のようなものが存在しています。消費者金融などでは、関連した融資が色々出ていますので、試してみては如何でしょうか。
これまで見てきた通り、未成年者は融資を受けることが出来ません。親の保護の元暮らしているのですから、当然と言えば当然ですね。もしも、未成年でも融資をしてくれるところがあったら、それは確実に“ヤミ金”です。そこまでする行動力があるなら、アルバイトでいくらでもお金を貯めることが出来ると思いますよ。焦らず、地道に、コツコツと、これも勉強の一つかもしれませんね！