消費者金融における無担保の理由と位置づけ

「無担保でOKです!」消費者金融はあなたの人間性が担保です

電車や新聞・CMなど、日常的に目にするようになった消費者金融の広告。お金を借りることへのハードルが下がり、一般的・個人的に多くの人に使われるようになりました。

そんな広告でよく目につく言葉のひとつに「無担保でOK!」とありますが、どういうことでしょう?そもそも、担保って何?という方もいますでしょうか。このページは、そんなお話。

まず、担保について説明いたします。担保とは、特定の債権に対して、その価値を保証するもの。債権の不履行に備えて預かるものです。…辞書的な言葉が難しいですね。つまりは、例えばあなたが友人に1万円を貸す時に、返してもらえるように友人の指輪を返すまで預かっておく。その指輪が担保、ということです。

では、消費者金融における「無担保OK」とはどういうことでしょう?前述の例で言うと、指輪はいらないけどお金を貸しますということです。え?何もいらないのに貸してくれるの?それなら返さない人もいるかもしれないのに?

消費者金融における担保とは「信用」です。ずいぶんざっくりしてつかみどころのない、少年漫画のような精神論…かと思えば、もちろん緻密です。消費者金融には返せない人には貸さない、貸し付けをする前には必ず「審査」があり、収入の状況や暮らし・現在過去の借り入れと返済の情報をあつめ「返済能力がある人間か」を審査しています。そして、返せるとわかった人にしか貸し付けをしませんし、返せなかった人は、消費者金融の情報源である信用情報機関に「この人はいついつ返済が遅れましたー!」などと報告され、今後の審査に影響を与えます。

「信用」はつまり、返済能力があるか・返済期日に遅れず払ってくれるかという、ある意味、社会的人間性が問われてます。そう言ってしまうと怖いですが、返済に無理なお金は借りず、返済期日の約束は守る!これだけで大丈夫。まっとうに生きていればそんなに心配いりません。

無担保とは「信用」、信用とは「約束」。消費者金融は、返してくれないかもしれないリスクを承知で、あなたにかけてお金を貸してくれています。だからこそ自分に無理のない範囲の借り入れで、きちんと返済出来る分だけ借りるよう心がけましょう。